モリオカえほんの森保育園

絵本を通じて育む時間を大切に。

2020年10月に開園した「モリオカえほんの森保育園」。その名前のように、保育の現場における「絵本」の役割を大切に考えています。子どもたちが外の世界に触れる入り口として、園内には幅広いジャンルの絵本を揃え、保育士が読みきかせたり、園児自身が自由に手にとったり。2022年には、別棟の「こども図書館」も建設予定です。

建物内外に県産材を生かした園舎

家のように安心して過ごせることを第一に考えた同園。小さな森のような庭で遊ぶ子どもたちを見守るよう、園舎は「くの字型」に建てられています。また、外壁のスギ板や床材のアカマツなど、県産材をふんだんに生かした建物は、幼少期の子どもたちが天然無垢材に囲まれて過ごせるようにとの考えから。樹齢85年の県産南部アカマツを使った食堂ホールの梁は、かつて盛岡のまちを水害から守るために植樹されたもので、今は役目を変えて、子どもたちの成長を優しく見守ってくれます。